イワパレス/対戦
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このページは、イワパレスの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
イワパレスの歴史
第五世代
物理技以外ではほぼ攻めていけない技範囲の狭さ、素早さのランク補正が2段階上がってもこだわりスカーフ型準速95族に及ばない低い素早さなどから、からをやぶるアタッカーとしてはパルシェンに及ばなかった。先制攻撃技を覚えない、半減がノーマルとどくのみという貧弱な耐性、アバゴーラ違い明確な仮想的が存在しない点、アクアジェット、バレットパンチといった先制技に弱い点などから、「欠陥住宅」と揶揄するプレイヤーも存在していた。
第六世代
メガシンカの登場によって、からをやぶるを1回積んだ程度のイワパレスでは全抜きをするのには速度的にも火力的にも無理が生じるようになった。環境を荒らしていたファイアローのブレイブバードに関しては、こだわりハチマキを持たせたようきファイアローの場合、物理耐久完全特化型のイワパレスがようやく確定3発に抑える計算である。
PGLレーティングバトル統計データからは、ステルスロックやがんせきふうじなどで起点を作り、つるぎのまいかからをやぶるをつみ、じしんやロックブラスト、シザークロスなどで攻めに転じるという運用法がされていたことがうかがえ、特にからをやぶるとじしんが需要を呼んだ。特性はがんじょう一択で、性格は起点型ならわんぱく、からをやぶるならようきが主流であった。持ち物は殻を破るアタッカーとして走り出す前に機能停止することを想定してのラムのみ、起点型として定番となっていたゴツゴツメットなどが持たされた。
第七世代
攻撃の種族値が10上方修正されたが、メガシンカの素早さ仕様変更によって準速なら仮にからをやぶるを1回積んでも交代してきたメガゲンガーのような130族に抜かれる恐れが極めて強くなった。ダブルバトルでは雨パがペリッパーのあめふらし獲得によって再興しており、如何に自身がワイドガードを持っていると言っても益々イワパレスを選出しづらい状況となった。
単体では使いづらいのが相変わらずであるが、この世代には相性補完に優れているルカリオを相方に据えて、イワパレス自身はからをやぶるからのがんせきほう、じしん、ロックブラストで攻める「ルカリオパレス」が発祥。「ルカリオパレス」はイワパレスの構築として主流化しているとは言い切れないが、「ルカリオパレス」における技構成がそのままイワパレスの主流技構成として固まった感がある。持ち物としてはがんせきほうと強いシナジーを発揮するイワZがメインとなった。
一般的な育成論
防御が高く、物理技での攻撃に強い。いわタイプを併せ持つため本来弱点であるほのおタイプが弱点ではないが、みずタイプとはがねタイプが新たに弱点になっている。素早さは進化前のイシズマイより低い。
攻撃が特攻よりも高く攻撃技にはいわなだれ、シザークロス、むしくい、ストーンエッジ、ロックブラスト、じしんが候補としてあがる。からをやぶる1回を積んだイワパレスのロックブラスト程度では火力不足であるケースも少なくないので、とりあえず1体倒したいならデメリットは大きいががんせきほうも選択肢に挙がる。イワパレスのがんせきほうはランク補正無しのメガバンギラスのストーンエッジよりも火力指数で勝るので、奇襲性を持たせたいのなら買いである。補助技はステルスロック、からをやぶるが中心。特殊技は少ないが、からをやぶるを採用するにあたり、2段階上がった特攻を利用しつつ技の範囲を広げるためにめざめるパワーやパワフルハーブを持たせたソーラービームを採用することもある。また攻撃や素早さも2段階上げることができるので火力を上げて殆どの相手に攻撃技で上から叩くことができるようになるが、同時に防御・特防が下がり耐久性が低くなるのが難点ではある。なお、からをやぶるを使った後の素早さは最速ならば140族を追い抜ける。
特性はがんじょうとシェルアーマーがあるが、がんじょうの方が採用率が高い。からをやぶるを必ず1度使うにあたって非常に優秀な特性とされる。ただし高い防御を活かした物理受けとして採用したい場合はシェルアーマーがおすすめ。隠れ特性のくだけるよろいは一度物理技を食らえば素早さは上がるが、防御が下がるので元の高い物理耐久力が失われてしまう。元々イワパレス自身の素早さは高くなく、あまりオススメはできない。